ピアノ教室 in トロント

ピアノ教室のことを中心に、日々の出来事を綴ります。

あけまして おめでとう ございます

2014年になりました。
トロントは厳しい冬を迎え、今朝は目の中と鼻の中がピシピシ凍るのを我慢しながら、娘を学校に連れて行きました。

さて、今年もいろいろあります。コンクール、グレード試験、発表会。やってもやっても、細かい準備が後を絶たず、地道に片付けています。

そんな中、年末大晦日には、恒例のカナダ・ナショナル・バレエ団の「くるみ割り人形」の公演に行きました。f:id:torontopiano:20140108093956j:plain

このバレエ団は衣装が素晴らしく、演技はもちろんのこと、なんとも美しい舞台でした。
普段は楽譜の世界にいるので、ついつい白黒の色彩感に欠けるイメージの中に閉じこもりやすいのですが、こういう舞台を目の当たりにすると、同じ曲が突然色彩に溢れたものに生まれ変わります。

バレエは舞踊家と音楽家との共演です。それは総合芸術でもありますが、よく聞くのは、踊りに曲を合わせるのか、はたまた曲に踊りを合わせるのか、という問題です。どこのバレエ団でもそれでもめると聞きますが、今回の公演は、踊りと音楽がうまく融合されている印象を受けました。寒い中、行って良かった!!

冬休みはあっという間に通過し、これから6月までは次から次へと誰かの本番がやってくるので、目まぐるしく過ぎることでしょう。ですが、そうやって私も生徒たちと成長し続けたいです。