ピアノ教室 in トロント

ピアノ教室のことを中心に、日々の出来事を綴ります。

まだ続いてます💦 Canadian Music Copetition (CMC) 全国大会 後編

さて石膏で右腕完全固定された娘は、全国大会を諦めたくないと言います。

もういちかばちかですが、整形外科医に診てもらえるまではひたすら左手だけの練習に励むことに。

石膏をつけて数日後にようやく整形外科の予約が取れましたが、それがまたさらに次の週。

娘に報告すると、涙を流して怒り出しました💦💦腕は痒いし、学校生活も不便、シャワーだって着替えるのだってひと苦労。そんなに先まで我慢できない。と。

去年手首にヒビが入ったことがある娘ですが、その時の痛みと今回とは違って、これはもう絶対大丈夫なのに😾と不満をぶつけて来ます。

仕方ないので主治医に会って外してもらうということで、怒りをおさめることが出来ました。

 

主治医のクリニックに電話したところ、翌日すぐ予約が取れ、娘は喜び勇んで「今日で取れる〜♪」と鼻歌交じり。

ところが主治医は、あと5日待てないの?と、あまり気がすすまない様子。雲行きが怪しくなってきて、娘の目に涙が溜まり始めました😓

この不便な生活で不満いっぱいストレスいっぱいなので、なんとか外してやってください。と頼み込み、もしも外してみてもまだ腫れていれば、またその足で病院に舞い戻って、新たに石膏を付け直してもらう覚悟でした。

じゃあ、整形外科に行くまでは、腕を首から吊るしておくように。という条件のもと、外してもらい、幸い腫れは引いていました。ほっ

 

固定したまま動かせなかった右の肘と手首は硬直してすぐには動かせません。ピアノも10分ずつのコマ切れ練習でないと、右腕の筋力が落ちていて、姿勢を保てないほどです。それでもコツコツリハビリを兼ねて進むしかありません❗️

 

数日後、整形外科へ。レントゲンも再度撮り、幸い異常なしでした👍痛みを感じる時は無理をせず、徐々に慣らして行くように。とのことで、もう病院に来る必要はないと言われました。

 

ようやくここから練習本番。なんと本選の10日前です。娘の怪我で、合わせ練習もままならない状態だったので、鬼の猛特訓👹開始です。

 

なんだか長くなってしまったので、最終編へつづく。。。😅

Canadian Music Competition (CMC) 全国大会 前編

無事予選通過したのはいいけれど、予選通過に全力投球して、実は本選の曲はまだ譜読みしかしていませんでした💦💦💦

日程は6月下旬とだけ言われており、詳細は後日連絡をもらうことになっていました。

 

予選は連弾で挑みましたが、次は2台ピアノで挑戦です。

 

チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」より「金平糖の踊り」

モーツァルト作曲「2台ピアノのためのソナタ」より第一楽章

 

すぐ隣にパートナーが座っていた時はちょっと心強そうでしたが、別々のピアノの前に座ると途端にソロx2のような気分です。

 

二人の猛練習が始まって少し経った頃、なんと娘が体育の時間に転倒して右肘打撲😵学校の事務室から電話がかかって来て、腫れが引かないので念のため医者にみせては?とのことでした。

学校へ迎えに行き、その足でダウンタウンのこども病院の救急へ。肘は曲がるようなので骨折ではなさそうでしたが、確かに腫れはあったので念のため。

病院は幸い混んでおらず、学校で怪我をしてしまった子供達が多く来ているようでした。

 

診察の番になり、念のためレントゲンを撮ることに。

小児科医2人と放射線科医が見たところ骨にヒビが入っている様子はないけれど、腫れが結構ひどいので、ひとまずギブスで固定。。。😱😱😱

コンクールの全国大会を控えてるんで、取り外し可能な物にしてもらえないか嘆願したものの、これ以外はどうしようもないと😭😭😭

来週以降整形外科の予約を入れて、そこで問題なければ外せる。もし予約がなかなか入らなければ、主治医のところに行って外してもらっても構わない。とのことでした。

処置室から出て来た娘の右腕は、肩下から指の付け根まで石膏で固まっていました😞😞😞

 

ちょうど病院にいる頃CMCからメールが入り、本選の日程と時間が発表になりました😥

6月27日午後3:00

ちょうどあと3週間でした。。。

 

後編へつづく

発表会

CMCの開催された週の週末は、金曜と土曜にグレード試験の筆記試験、日曜日(母の日)にはうちの教室の発表会でした。

なんて濃い週❗️

来年度から筆記試験の形式が大幅に変わるので、今年度は次から次へと筆記試験に生徒を送って、まるで塾の先生のようでした💦

 

発表会には今回は友達のKちゃんと、大人の生徒さんのJさんがソロで演奏してくれ、後半はしっとり大人の落ち着いた雰囲気でなかなか良かったです👍

ご本人たちはそれぞれ反省点をあげてくれたけれど、でもピアノ経験豊富なお二人が一生懸命ピアノと向かい合う姿は、少なからず子供達に伝わるものがあったはず。

 

そして子供達もよく頑張ってくれました👏👏👏

去年思うように弾けずにそれをずっと引きずっていた子が、今年は大成功🎊 笑顔が戻りました☺️

普段のレッスンより少し難しめの曲に挑戦した子もいました。

他の先生に習っていたけれど、先生がリタイヤされるタイミングでうちへ習いに来るようになった子が、人生初の発表会に挑みましたが、初めてとは思えない堂々とした演奏を披露✨

みんなそれぞれに一生懸命取り組みました。

 

数日前にCMC予選通過したペアは、同じ曲を発表会でも弾きました。

もう誰にも採点されないし、一度舞台で弾いているし、この子たちだけは随分リラックスして楽しんで弾いていました😃

 

ひとまずCMC予選、筆記試験、発表会、の5月の大仕事が無事終了です🎶

Canadian Music Competition (CMC) 予選

大変ご無沙汰になってしまいました🙇‍♀️

春先からは無休で活動し、かろうじてイースターの連休中は休みが取れたという感じでした。

と言うのも、娘と生徒とのペアが、コンクールのピアノ4手部門に出場したからなのです。

生徒同士なら、レッスンない日も合わせ練習してよ〜と言うだけのところ、娘がペアのうちの一人なので、うちでほぼ毎日のように合わせ練習となったわけです。

 

トロント予選は5月9日。連弾で。

フォーレのドリー組曲より子守唄とミアウの2曲。

ブラームスのワルツから、1番、2番、11番、15番の4曲。

ベートーヴェンの3つの行進曲から、1番。

小曲ばかりではあるものの、7曲で挑みました。

 

会場はトロント大学。

演奏時間は朝9時。

 

当日は朝7時にうちに集合し、1時間ほど合わせのウォームアップをしてからいざ出陣。

ところが平日朝のラッシュアワーで、会場にたどり着くのもひと苦労💦

なんとか滑り込み、受付を済ませて、ちょっと練習していいよと言われたので、お言葉に甘えてアップライトピアノで軽くウォームアップ。

 

さーー、いよいよ9時の開始時間でホールへ入り、名前を呼ばれてステージへ!

散々合わせ練習の回数を重ねたので、二人がずれることはもうほとんどありません。

ただ緊張でいつもよりやや速めか?

 

無事7曲弾き終えて、ホッとしてステージを降りました。

結果発表は12:30なので、それまでお茶休憩へ。

 

弾き終わってしまえばこっちのもので、緊張でガチガチになってる人たちを横目に笑顔で会場を後にします😅

あーだこーだ自分の演奏や人の演奏のことなどおしゃべりしつつ、12時ごろ再び会場へ。

 

審査が遅れ気味で結果発表の時間も遅れていましたが、その待ってる時間が緊張😳

進行役の人はモントリオールの本部から派遣されたのか、フランス語訛りの英語なので、聞き漏れのないよう意識を集中します。

 

そして…

 

名前を呼ばれました‼️

予選通過です!

6月にケベック州で開催される全国大会への切符を手に入れました‼️

 

次は2台ピアノです。

通過してホッと一安心と、全国大会という重圧との戦いが始まります😤

ボストン交響楽団

ボストンへは2回旅行したことがあり、一度目は3月、二度目は5月でした。

どちらもせっかく行くならボストン交響楽団の演奏を聴きに行こう!と思ったのですが、一度目は滞在中にコンサートがまったくなく、二度目はすでにシーズンが終わっていました😭😭😭

特に一度目は小澤征爾氏が率いられていた頃で、本当にガッカリ😞

 

なのですが、ついに、ついに、ボストン交響楽団のトロント公演が実現し、1年以上前にチケットを購入し、今月念願のコンサートに行って来ました‼️‼️

 

曲目は、前半がベートーヴェンのピアノ協奏曲2番、ピアニストはエマニュエル・アックス。後半はベルリオーズの幻想交響曲。

アックス氏の堅実でありながらきらびやかなベートーヴェンで一気にボストン響の世界へ引き込まれ、ベルリオーズはまさに圧巻⚡️息をするのも忘れそうになる、指揮者、オケ、観衆が一体となった奇跡の演奏でした。終わったとき涙が止まらない!

間違いないのは、奏者個々人の演奏技術の高さと指揮者の確固たる作品解釈。

またすぐにボストン響の演奏を聴きに行きたい😆😆😆と大興奮で帰宅し、夏はタングルウッドへ行っちゃおうか?と夜な夜なスケジュールを調べていたのですが、どうにもこうにも娘のスケジュールと噛み合わない😰来夏かなあ…😞

 

こうなったらボストンポップスの演奏でジョン・ウィリアムズの映画音楽もいつか必ず聴きに行くぞ💪と、夢が一つ増えました。

 

春の息吹

日本帰省から戻って来て1月、2月と、怒涛のような忙しさだったのですが、生徒たちの

実技試験が終わり、伴奏の仕事も無事やり終え、コンクールも終わり、冬のピークからは一旦解放されました。ほっ😌

 

3月の春休みも終わり、みんな徐々に夏休みが視野に入って来ました😎サマーキャンプの申し込みも始まり、夏の休暇の話題になることも。

 

ですがその前に5月の筆記試験と発表会、6月の実技試験が控えています。

筆記試験は現在5人が追い込み中。4月に入ったら過去問をなるべく多くこなしたいところ。

若干進みの遅い子もいたりしましたが、大量の宿題をこなし、なんとか追い上げて来ました。

そして同時に発表会の曲の暗譜に取り掛かっています。

みんな大忙し❗️

 

そんな中、私は家庭菜園の野菜の種まき。

トマト🍅

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ピーマンも。

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3日ほどトマトの種まきの方が早かったのですが、それにしてもトマトはどんどん発芽🌱して、どんどん成長しています。一方ピーマンはのんびり発芽🌱して、ゆ〜くり葉を出します。

 

トマトの発芽率が予想以上に良かったので、明日友人に株分けです😊植物を育てるのが上手な彼女なので、きっと可愛がってもらえるでしょう。

発表会が終わる頃、屋外で育てられるようになりそうです。

 

 

ポーランドの味「ポンチキ」

今日はのんびりの日曜日だったのですが、娘がお友達のおうちで一緒に宿題して、お庭でスケートすることになったと言うので、急いでスケート靴をシャープニングに持って行きました。

 

長らくスケートを習っていた娘ですが、今年度はスケジュールが大変なことになり(練習量が増え)、私の夕方のレッスンスケジュールをどう頑張って調整しても、もうどうにもならなくなってしまい、泣く泣く諦めてもらったのです😢

その代わり、自分で通うのが可能な合唱団の入団試験を受け、放課後練習に通うようになったわけですが。。。

 

話はそれましたが💦そういうわけで久しぶりのスケートで、歯が若干錆びていたのです。

 

その運転中にかけていたラジオから、ポーリッシュ・ドーナツ🍩という言葉が聞こえて来ました。もううちに着いて車庫に入れながら耳に入って来たという感じでした。

 

家に入って夫に尋ねてみたけれどよく知らないとのこと。ネットで検索してみたら、どうやらポーランドの人はカトリックの宗教上この時期に食べる習慣があり、その名を「ポンチキ」と言うそうな。

東欧系のお店に行ったらあるかしら?などと話していたのですが、夕方夫が娘を迎えに行ったついでに立ち寄ったスーパーでポンチキを見たと言うのです❗️

そんなお手軽に手に入るなら、物は試しで食してみましょう😍と言うことで、夫が買って来ました。どうやら売れ残りだったようで、半額!

 

きっとかのショパンもポンチキを食べていたのかしら。と思いを馳せていたら、写真撮り忘れました😱

なので拝借したお写真。

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見た目は普通のドーナツ(穴なし)で、中にはレモンカスタードが入っていました。

売れ残りっぽかったけれど、揚げたてはかなり美味しいだろう、と思える、リッチなお味💖

 

いい物発見出来ました😁👍

ただし、食べ過ぎ注意😋