ピアノ教室 in トロント

ピアノ教室のことを中心に、日々の出来事を綴ります。

Happy August! その3

オーストラリア滞在、後半戦です🇦🇺

 

合唱祭は、地元の音楽学校Sydney Conservatorium of Musicとオペラハウスを会場にして開催されていました。

 

かつての植民地総督のマッコーリーさんの厩舎だったという、音楽学校の建物↓

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この建物の中に、音楽ホールがあります。

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演奏中は撮影禁止なので、開演前にパチリ📷

ステージ上のグランドピアノは、スタインウェイとファツィオリでした。遠い南半球のオーストラリアまではるばるやって来たんだな〜と思っちゃいました😊

 

演奏はどこの合唱団も素晴らしい✨

地元オーストラリアの放送局ABCラジオで、毎晩国内外へ生放送されました。

日本からは名古屋少年少女合唱団が参加しており、ここもとても素敵な演奏をする合唱団でした!

 

そして迎えた最終日、いよいよオペラハウスでの演奏です🎶

 

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内部のホールは、こんな感じ↓でした。

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どの合唱団も輝いてました💖

 

今回の主催者である地元シドニーの合唱団の関係者、合唱団員とその家族には本当に忙しい合唱祭だったと思います。ですが、こんな素晴らしい機会に恵まれて、遥か遠いカナダから参加した娘達は、本当に幸せだとつくずく思いました。

シドニーの人は気さくで親切で、ホームステイ先でも楽しく過ごさせてもらったようです。

 

オペラハウスの演奏の翌日、私と夫はトロントへと帰って来ました。

娘達は首都キャンベラへ移動し、今回のツアー最後の演奏会でした。

そしてカナダへ帰国。

 

後日談

トロントへ戻って二日後、私は熱を出して寝込んでしまいました💦 戻って来てからの予定をちょこちょこ変更しないとならなく、すっかり気が滅入っていたのですが、ようやくひどかった咳が減り始めました。

娘も風邪で体調不良で帰って来て、しばらくは二人で果物主食でダラダラ過ごしていました😅

 

私達が風邪でダラダラしている中、8月のグレード試験(筆記)があり、今回受験の生徒さん2人はバッチリ受けて来てくれました。

きっと問題ないでしょう!

Happy August! その2

さて、昨日の続きです。

 

7月13日 22:30羽田発の便で、オーストラリアのシドニーに向かった私ですが、人生初のオーストラリア🇦🇺

到着は翌14日の朝でした✈️

 

夫は2日前の12日朝に一足先にトロントから到着しており、娘達合唱団は14日夜に到着予定でした。

 

シドニーの空港に降り立ち、さすがはオーストラリア最大の都市だけあって朝からごった返しています。

南半球は真冬なので、上に重ね着できる物を手荷物に入れておき、空港で待ち合わせていた夫と落ち合って、まずは宿へ直行。

夜の便でシャワーも浴びていないので、すぐにシャワーを浴びてさっぱり🚿

それから近所の散策と昼食に出かけました。

 

シドニーはトロントくらいの規模の街だろうと勝手に想像していたのですが、いやいや、ここは人口500万を越す大都市!トロントはその半分くらいでしょうか。

想像を越す都会っぷりに驚きつつ、初めて使うオーストラリア貨幣に困惑しつつ、1日目は終了🌙

 

翌日は朝から歩いて海沿いの植物園へ向かいました。

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木がずいぶん大きくて、ハワイを思わせます。

 

そのまま歩いてオペラハウスまで。

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見えてきました、シドニーのオペラハウス✨

数日後にははるばるカナダからやって来た娘達もここで演奏です。

地元オーストラリア、娘達カナダ、アメリカ、フランス、日本、中国、モンゴル、ラトビア、エストニアの合唱団が招かれての、国際行事が開催され、今回の渡豪となったのです。

 

でも、ちゃっかり

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コアラも見に行っちゃいましたが🤣

 

日曜日夜に到着した娘達合唱団ですが、合唱祭開催中は地元シドニーの合唱団の子のお宅にホームステイさせてもらっていました。

到着翌日月曜からは、毎日イベント三昧。

そして木曜日からは4日連続で演奏です。

私たちも木曜からは毎日足を運びました。

 

つづく

Happy August! その1

あっという間に夏休みも半分以上過ぎ、後半戦🌴

 

話は先々月にさかのぼり、6月下旬に夏休みに突入した娘は、学校が終わった翌日に合唱団の演奏旅行でニュージーランドに出発しました。

ニュージーランド🇳🇿→オーストラリア🇦🇺の、4週間の演奏旅行です。

 

南半球は季節が逆だし、自分で持ち運ぶユニフォーム類も大量で、出発前のパッキングは大騒動でした💦

年度末ということもあって私のレッスンスケジュールが変則的になっており、その合間をぬって必要な物をちょこちょこ買い出しに出て、なんとも慌ただしかったのですが、娘は無事に荷物をまとめて出発して行きました✈️

 

その後は今度は私が大変💦私もその数日後に日本へ向かうことになっていたのです。

娘の支度で走り回っていて、自分の支度はすっかり後回しに。

今回は日本滞在日数も少ないし、この春帰国された大人の元生徒さん、そして娘が赤ちゃんの頃に近所に住んでいて日本に帰国した友人と、二人にだけ会ってきました。

 

元生徒さんはお嬢さんがもう社会人で、大学はカナダに留学されていたこともあり、先輩お母さんのお話をたくさん聞かせてもらい、本当に楽しい時間を過ごせました😊

お住まいが私の実家からそう遠くないので、また帰省した時にお会いできそう❣️

 

そして10年以上前にトロントに住んでいた友人は今は大阪在住ですが、5年前に一度大阪に遊びに行かせてもらって以来でした。

今回は岡山で落ち合って、一緒に後楽園観光🏯

と、その前に、トロントの中高生の間では無印良品の文房具が大人気なのですが、日本からの輸入品はちょっぴりお高いので、日本で調達してくる約束を娘としていたのです。なので先に岡山駅前の無印に寄って、文房具調達して、それからバスに乗って後楽園へと出発!🚌

5年ぶりの再会でおしゃべりに花が咲いたものの、急にお天気が悪くなり、着く頃には土砂降り☔️ 

とりあえず入り口すぐのお茶屋さんに入って雨宿りしつつランチタイム。

雨がやんだのを見計らって、観光開始です!

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初めて後楽園に行きましたが、立派なお庭!日本の飾り立て過ぎない美が心地いい😊

 

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岡山城も美しい‼️

 

お城観光が気に入ってしまった私は、次は姫路城にでも行ってみようか?という気がしてきました😆

 

友人との再会を果たした数日後、娘の合唱団のスケジュールに合わせて私もいよいよオーストラリアに出発です🐨🦘

初オーストラリアです❣️

 

つづく

年度末、そしてチャイコン

今年度も残すところ一週間。

実技、筆記のグレード試験で頑張った生徒さん、コンクールで頑張った生徒さん、今年度急に成長を遂げた子もいました。

みんなそれぞれに頑張りました。

 

先月行われたグレード試験の筆記試験では、軒並み好成績を出してくれて、私もホッと一安心。

 

大人の生徒さんで8月の筆記試験を控えている方がいますが、こちらの準備も着実に進められていて、頼もしいばかり‼️

 

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さて、遠いロシアでは、4年ぶりのチャイコフスキー国際コンクールが開催中。

時差もあるのでもっぱら録画された映像を見ていますが、今日は大人の生徒さんたちとメッセージを飛ばし合いながら、才能溢れる若者たちの演奏を堪能しました。

全員の演奏は聴けていませんが、映像を通してここカナダまで感動を届けてくれるコンクール参加者たちの好演、熱演に感謝です。

ステージ側から客席へ向けてのショットはこちらも思わずゾクっと緊張してしまいますが、どのピアニストにも頑張ってもらいたいです😊

発表会

今年の発表会も無事に終えることが出来ました。

 

当日はあいにくのお天気で、一日中雨。ときどき土砂降り☔️

にもかかわらず、みんな時間通りに集合してくれました😊

 

今年はプロコフィエフ作曲の「ピーターと狼」全曲に挑みましたが、ピアノとナレーションのメンバー全員が揃ってのリハーサルは、当日のみ。

発表会開始一時間前にリハーサル開始したのですが、毎年使わせてもらっているマイクの調子が悪く、結局今回はマイクなしになってしまい、土壇場で変更盛りだくさん💦

「ピーターと狼」の時はピアノの蓋を閉め、ナレーション担当の高校生たちにはお客さんの方に向かって立ってもらい、大声で朗読することに。

それでもみんな本当によくやってくれました。お年頃の子達だし、場合によっては大声出してくれない子もいるかも、という私の心配をよそに、4人とも堂々とナレーターの役割をやり遂げてくれました‼️みんな、頼もしい‼️

 

連弾の方はマイクなしで慌てさせられましたが、ソロの方はスムーズに。

グレード試験を控えた受験生たちは、今回の発表会の経験を踏まえて、さらに上手になってくれることでしょう。

 

いろんな意味で子供達の成長が見られた、感慨深い発表会でした。

大人の生徒さんたちも猛練習して頑張ってくれて、頼もしい限りです。

頑張って発表会の準備したかいがあったなあ、と思いつつ、みんなの演奏を聴かせてもらいました😊

コンクール状況

今年度は実技も筆記もグレード試験受験生が何人か頑張っています。

そんな中、コンクールに挑戦するのはHちゃん。

2月後半にひとつ、3月上旬にひとつ、どちらも同じ曲2曲で挑戦しました。

 

Hちゃんは日本からの駐在家庭のお子さんで、うちへ習いに来られるようになって2年強、目覚ましい上達を遂げています。

英語にも徐々に慣れてきたし、今年度はカナダのコンクールに挑戦してみることにしました。

 

まずは2月のコンクールに向けて、猛特訓。特訓の甲斐あって、メキメキ上達し、ちょうどいいタイミングで本番を迎えることができました。

1曲目のカバレフスキー。

とても上手に弾けているところをビデオ撮影して、お母様から即送られて来ました。

受信した時にたまたま娘がそばにいたので一緒に聴いたのですが、娘も「このレベルの子で、これより上手に弾ける子なんているの?」と感嘆!

 

そして結果発表…

嬉しい1位㊗️  

のみならず、なんと評価は100点‼️‼️‼️

トロントで長年教えていて、自分の生徒でもよその生徒さんでも、100点なんて初めて目にしました😆

Hちゃん、生まれて初めてのコンクールで100点です!

 

引き続き次の部門に出場。

バロック部門です。

メヌエットもなかなか上手に弾けていたのですが、高得点にもかかわらず2位でした。

でも、初挑戦で大健闘㊗️

 

そしてあっという間に次のコンクールの日がやってきて…

こちらはバロック部門から。

いきなりの1位‼️‼️

もう、絶好調です✨

続いてカバレフスキーも好成績で、2位でした。

 

そして後日コンクール事務局から連絡が入り、Hちゃんはメヌエットでバッハ・トロフィー受賞🏆決定したので、授賞式で演奏してほしいと‼️

 

今年度はHちゃんが大活躍✨✨✨

勢いに乗った彼女のこれからの成長がますます楽しみです❤️

シャルル・リシャール=アムラン ピアノコンサート

もう先月のことになってしまいましたが💦 前回のショパンコンクールで第2位を受賞したカナダ人ピアニスト、シャルル・リシャール=アムランのトロント公演に行って来ました。

うちにレッスンに来られている大人の生徒さん達と、団体で😆

 

トロントの隣町を拠点とした、Canadian Chopin Societyという団体があります。ここが主催してカナダ国内でショパンコンクールを開催し、上位3人をワルシャワへ送るという手順だったように記憶していますが、アムラン氏はこれとは別に個人で国際ショパンコンクールに参加したようでした。

ちなみに、この上位3人のうち2位だったのが、ワルシャワで5位に入賞したトニー・ヤン君です。

 

ショパンコンクールをTou Tubeライブで見たりしていましたが、アムラン氏はまさに彗星の如く現れ、あっという間にファイナルまでコマを進めたのを思い出します。まったくノーマークだったカナダ人ピアニストが大活躍をしたわけです。

 

人柄があらわれるようなまろやかな音色、にもかかわらず重厚な和音の響き。曲の構成もまったく嫌味はなく、かと言って素っ気ないわけでもない。なんて洗練された演奏家なんだろうと圧倒されます。

そんな彼の演奏を生で聴けて、本当に幸せでした‼️

地元カナダのピアニストなので、きっとまたトロントに戻って来てくれることでしょう。が、みんなでアムラン氏の地元モントリオールに押しかけるか⁉︎と大盛り上がりしてしまいました🤣それもアリかも!

 

コンサートの後、ロビーでサイン会がありました。楽譜持って来ておけばよかった!と悔やまれました〜。次回はショパンの楽譜を持参せねば。

 

余談

コンサートが始まる前に行ったトンカツ屋さんでのランチも、美味しかった😆 おしゃべりも楽しかった!