ピアノ教室 in トロント

ピアノ教室のことを中心に、日々の出来事を綴ります。

頑張ってます

もうすぐ2月も終わるのに、再び極寒が戻ってきました。冷え切った手でレッスンに来る子も多く、みんな寒さに負けずに頑張っています。

さて先週は、うちのすぐ近所が会場になっているコンクールでした。過去2年続けて娘を出していましたが、今年はやめて、生徒が一人出ました。

ピアノ歴の短い彼女には、新しい曲に入るたびに山のように説明することがあります。作曲家についてだったり、その時代背景だったり、あるいはその時代の作品の様式だったり、演奏スタイルだったり。下手したら、私の話を聞きに来たかのような日もあるのですが、けれどどれも知っておく必要のあることなので、省略したくても出来ません。

さらにセオリーの試験勉強を始めたおかげで、系統立ててセオリーの知識が身につき始めているので、楽典的な話も徐々に出来るようになってきました。

色んなことをどんどん吸収し、そしてみるみる実力へと変えていく姿は、なんとも頼もしいです。まだまだ危なっかしいところがあるのも事実ですが、あと数年すれば相当安定してくることと思います。色々な可能性を秘めた子供たち、本当に将来が楽しみです。

肝心の結果は、二部門に出場し、二位と三位を受賞しました。年々レベルがうなぎ登り中のトロントのピアノ教育界ですが、どうやらここでもチラホラ上手な子がいたようでした。ですが、全体的には良い評価をもらって、審査員に指摘されたこともあったようですが、「大丈夫!!ちゃんと上手に弾けてたの知ってるから、気にしなくていいのよ!!」と声をかけ、さあ次はグレード試験の準備です。次のレベルへ上がります。

3月はぽっかり何もないですが、その間水面下では春のコンクールやグレード試験に向けて大忙し。5月の発表会の準備も、いよいよエンジン全開となりました。
今年度の山場が接近中です。