ピアノ教室 in トロント

ピアノ教室のことを中心に、日々の出来事を綴ります。

憧れの国

今年の冬は、私の経験上最も厳しく、一歩外に出るのでさえ辛い寒さが続きます。

寒かろうが、暑かろうが、娘は年中フィギュアスケートの練習をしているのですが、今日はカナダのスケート協会の公式テスト、その後通常の個人練習、そして最後にシンクロナイズド・スケーティングの追加練習が急遽加わり、娘は5時間以上アリーナで過ごしたことになります。
私も最初の3時間はずっと付き添い、着替えを手伝ったり、来月のスケートクラブ主催のイベントの手続きをしたりしていました。

今日まず到着したら、シンクロチームでマネージャーをしてくれているお母さんと一緒になりました。そこのお嬢さんは、お母さんと話すとき、時々英語じゃない言葉で話してる。と娘から聞いていたのですが、今日私がいるとき、どうも英語じゃない言葉が聞こえてきたので、思い切ってお母さんに尋ねてみました。
すると、ドイツ語だったことが判明!!「ドイツご出身?」と質問してみたら、「オーストリアなの」とのこと。「ウィーンに一度は行ってみたいけど、まだ行ったことないの〜」と言うと、「私の兄弟がザルツブルグにいるから、オーストリアに行く時は、必ず教えてね」とありがたいお言葉。ザルツブルグと言えば、モーツァルトの出生地。かの巨匠カラヤンも同じく。

小学生の頃、ウィーンの森少年合唱団の公演に行って、高校生の頃、ウィーン少年合唱団の公演に行って、その天使の歌声に浸りながら、オーストリアに憧れの念を抱いたものです。こんな身近にオーストリア出身者がいたなんて、それだけでいっきにオーストリアに近づいた気がしてしまいます。

ドイツ人作曲家シューマンは、作品中にたくさんドイツ語で書き込んでおり、毎度調べることになってしまいます。一度出てきた言葉を覚えておけばいいのですが、残念ながら、すぐ忘れてしまうのです。。。調べても分からないときは、今度からスケートに楽譜を持って行こう!と思いました。辞書では分からない、ネイティブの感覚が重要なことが意外と多いので、図々しく助けを乞おうと思います。

行ってみたいなあ、オーストリア!